初めて子猫を飼う場合なるべく早く動物病院で健康診断し、問題がないか診てもらいましょう。初めて飼う場合はわからない事が多いため不安なことはいろいろ質問(食事、世話、トイレ、病気予防、避妊去勢など)してみてください。健康であれば、時期がきたらなるべく早くワクチンを接種しましょう。
1頭飼いから2頭3頭目と増やして飼う場合この場合は注意が特に必要です。その子猫が感染症の病原体や寄生虫などを持っていて、先住の猫達にもうつしてしまう可能性があるからです。感染してもすぐに治療で治ってしまうものもありますが、一度感染すると早い段階~何年の経ってから深刻な病態になり死亡する場合があるからです。極端な場合は全頭にその感染症が蔓延してしまうケースも少なくありません。特に重要な感染症として①猫白血病ウイルス(FeLV)、②猫エイズウイルス(FIV)、③猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIP)などです。①②は感染予防のワクチンがあります。重要な事は、先住の健康な家猫に、これらウイルスを感染させないことです。そのために導入する子猫はウイルス検査を実施することをおすすめします。また一定の期間は隔離し健康状態を良く観察し健康診断、検査等に問題がなければワクチン等を済ませ、先住の猫達と少しずつふれあっていきます。
先住の猫達が非常なストレスあと病気の問題ではなく、精神的な問題として先住の猫達が非常なストレスを受ける可能性が高いということです。健康上問題がなければ子猫の行動範囲はしばらくの間制限し少しずつ時間をかけて行動範囲を広げていきます。先住の猫たちのためにです。