犬の場合は、勿論無計画な繁殖で不必要な子犬を増やさないこともありますが、病気の予防的な側面が大きいと思います。雌犬の場合は早期の避妊手術で中年期以降の乳腺腫瘍(良性・悪性)、卵巣子宮疾患(例:子宮蓄膿症、子宮内膜炎、卵巣嚢腫、卵巣腫瘍など)などの予防につながります。雄犬の場合は中年期以降の前立腺疾患(例:前立腺肥大、前立腺膿瘍、前立腺腫瘍など)、精巣腫瘍(セルトリー細胞腫、間質細胞腫、精上皮腫など)の予防になります。特に雌犬で初回発情前の避妊手術を実施すると乳腺腫瘍の発症率は0.05%とかなり低くなります。人間と同じような中高齢期の生殖器疾患を避妊・去勢手術で予防できるわけです。
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