猫の皮膚病
投稿日 : 2015年9月16日 |
カテゴリー :
動物病院,
病気
- 粟粒性皮膚炎
(原因)ノミアレルギー、蚊アレルギー(耳介、鼻に集中)、アトピー、食物アレルギー、疥癬、自己免疫疾患
(診断治療)病変の分布・ノミの駆除・食事の検討、その他の外部寄生虫・真菌感染・細菌感染の検討
- 好酸球性肉芽腫群
(原因)ノミ・食物・吸入物質によるアレルギー
(病変分布)無痛性潰瘍(口唇)、線状肉芽腫(後肢の後面)、好酸球性プラーク(頸部・腹部の湿疹)
(治療)ステロイドホルモン、原因除去
- 顔面のかゆみ
(原因)ノミ・耳疥癬・食物アレルギー・アトピーが重要(顔面から頸部にかけて)
(治療)外部寄生虫の駆除、低アレルギー食など
- 膿瘍(のうよう)
(原因)ケンカによる咬傷が重要
(治療)初期の抗生剤注射で膿瘍まで進行するこつは少ない。進行すると治療長引く。
- 脂漏症
猫では乾いた感じのバサバサしたフケが多い脂漏症が多い。外部寄生虫や真菌感染,腸内寄生虫,栄養障害,環境,全身疾患に二次的に起こるもの圧倒的です。
- スタットテイル
未去勢の純血種・ペルシャ・シャムなどに多く、希に雌や去勢済みの雄にみられることもある。
- 猫のアクネ
脂漏症に一種で、あごの部分の毛穴に角化 物が溜まり溜まり細菌感染を合併する。あごの部分は毛づくろいできないためとも言われます。治療は毛刈り、局所洗浄、消毒、抗生剤など。
- 局所性脱毛
(原因)その部分の毛包に細菌・真菌・毛包虫などの感染。
(診断治療)皮膚掻爬、被毛検査、真菌・細菌検査、皮膚生検、治療はそれぞれの原因に対する治療。
- ノミアレルギー
- 食物アレルギー
頭部から頸部にかけて激しい痒みや皮膚病変をつくることが多い。
- アトピー
猫疥癬(かいせん)
- 耳疥癬
- ニキビダニ(毛包虫)症
- ツメダニ症
- シラミ症
- ノミ