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静岡県静岡市葵区千代田のアットホームな動物病院です。犬猫の健康寿命を延ばすための予防獣医学に力を入れています。犬猫の病気予防・検査・診療・診断・治療・健康診断・避妊手術・去勢手術・狂犬病予防注射・混合ワクチン・フィラリア予防・ノミ予防・マダニ予防・食事管理・しつけなど動物病院でお気軽に御相談ください。
回虫症写真は顕微鏡下での回虫卵。犬猫の回虫症は幼弱期のワクチン接種、健康診断の時に確認できることがほとんどです。検出率は高いので必ず検便するように心がけましょう。回虫は人畜共通感染症に入る寄生虫です。幼児などが誤って感染すると内臓など移行することもあり、最初の検査や駆虫が重要です。
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写真左は回虫の成虫です。
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瓜実条虫症犬猫で良く見られるのはノミを食べて腸内に寄生する瓜実条虫です。ノミの予防をすれば寄生しません。病院での検便や肛門周囲や便の表面に写真左のような片節が見つけられれば寄生しているわけです。寄生した場合は内服、注射で駆虫できます。写真左は瓜実条虫の片節です。名前のように片節は瓜(メロン)の種に良く似ています。
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写真は顕微鏡下での片節内の瓜実条虫卵。
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写真は腸内に寄生していた瓜実条虫の虫体です。
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毛包虫症皮膚の皮脂腺、毛包内に寄生します。症状は脱毛、かゆみ等です。一般的に幼弱期と中年期以降に発症します。免疫力の低下に関係があり、特に中年期以降の発症は裏に基礎疾患として重要な病気が隠れている場合が多く、注意が必要です。写真は顔面の脱毛が顕著。毛包虫に感染した病歴がある場合、繁殖には用いないことが一般的です。幼弱期に発症した場合は治療に良く反応します。老齢期では再発がよくみられます。
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写真の症例は口唇部の脱毛かゆみが特徴的でした。
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写真は皮膚の掻爬による検査で確認された顕微鏡下での毛包虫です。
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写真は病理組織検査での顕微鏡下での毛包内の虫体です。
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コクシジウム症特に幼弱期の犬猫で下痢、血便で表面化し、顕微鏡下で確認できます。他の病原体の回虫、ジアルジア、トリコモナスなどと混合感染している場合もあります。早期の発見が重要です。
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ジアルジア症鞭毛虫という原虫が腸に住み着き、特に幼弱な動物に下痢や発育不良を起こします。検便からの検出率が低いという難点がありますが、外国では検出用の簡易キットがあり動物病院で精度の高い検査ができます。最近は日本でもPCR検査という精度の高い検査が出来るようになりました。治療でほとんどの個体がよくなります。また人での公衆衛生上重要である。下痢便の取り扱いは注意が必要でしょう。
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犬の疥癬(かいせん)皮膚の浅い部分にトンネルを掘って寄生する小さなダニです。肉眼では確認できません。かゆみが激しいのが特徴で、脱毛、かゆみ、ふけ、かさぶたなどが症状です。写真は子犬の後肢の病変です。基礎疾患がなければ治療で完治します。
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猫の疥癬(かいせん)猫の疥癬は頭部に限局することが特徴的です。基礎疾患がなければ治療で完治します。
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写真は猫の症例です。皮膚掻爬検査で顕微鏡下で疥癬の虫体を確認できます。
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マンソン裂頭条虫症へビやトカゲなどのは虫類やカエルなどの両生類や小鳥などを食べて腸内に寄生するマンソン裂頭条虫です。予防はそれらを食べさせない環境で飼うこと、つまり室内で飼育れば感染しません。内服、注射で駆虫できます。写真は下痢とともに肛門から排泄されたマンソン裂頭条虫の虫体です。mansonf2
写真は検便でのマンソン裂頭条虫卵と変性した回虫卵。
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ノミの寄生犬猫には、条件さえ整えばノミが高頻度に寄生します。外の環境から持ち込み、家の中で異常繁殖することもよく見かけます。猫ノミの場合家の中で繁殖しすぎると人も吸血し、攻撃します。いろいろな病原体を媒介することがあるので予防・駆虫が重要です。市販品が多く出回っていますが、動物病院の新しい効果の高い成分の製品をお勧めします。写真はネコノミ成虫の顕微鏡写真です。
nekonimi写真はノミの糞に水を湿らせたものです。糞ががふやけて吸血した血液の成分が血液色ににじんでいます。
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マダニの寄生マダニ(吸血前)  マダニは藪や茂みなどの中で犬猫に寄生するのを今か今かと待ち受けています。犬は散歩中に草の中に頭を突っ込んで行きますので、その様なとき寄生し犬の体毛の薄い部位で食いつき吸血します。マダニはノミと同様に人を吸血する場合があります。いろいろな病原体を媒介することがあるので予防・駆虫が重要です。市販品が多く出回っていますが、動物病院の新しい効果の高い成分の製品をお勧めします。写真は吸血前のマダニ、この状態で草などに潜んでいます。
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写真は犬に寄生し吸血し、丸く膨れあがったマダニ、吸血前の上の写真の大きさの何十倍もの大きさに変化していることに注意。
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耳カイセン(ミミヒゼンダニ)特に子犬子猫のワクチンや健康診断時に診断されます。外耳内やその周囲に寄生し、耳のかゆみが特徴です。自宅で耳そうじをしても茶色い耳垢が次から次に多量に出てきます。最初にきちんと駆虫することが重要です。最近はミミヒゼンダニや回虫、ノミなど総合的に駆虫するお薬がありますので、この病気が疑わしい場合は早めにご相談ください。写真は顕微鏡下での耳垢の中のミミヒゼンダニの成虫です。卵も確認できます。肉眼ではほとんど確認できません。
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犬のフィラリア症(犬糸状虫症) 皆さんご存知のフィラリア症です。感染した犬の血液中のフィラリアの子虫を吸血性の蚊が吸い取り、その蚊が他の犬に子虫を感染させていきます。半年で成虫になり心臓の右心系および肺動脈に寄生することにより咳、疲れやすい、体重減少、倒れる、腹水がたまりお腹が大きくなる等の症状がでます。勿論予防薬を決まった期間投薬することによって100%予防できます。感染した犬への予防薬には注意を要するため、要指示薬に指定されています。安全に投薬するために予防の前には血液検査が必要です。フィラリア薬はいろいろなタイプがありますので、お問い合わせください。 写真は頚静脈からの吊り出し手術により右心房肺動脈から摘出したフィラリア成虫です。
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写真はフィラリア予防の血液検査時に末梢の血液中に確認されたフィラリア子虫(ミクロフィラリア)です。
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写真は腹水を伴った典型的慢性経過のフィラリア症レントゲン所見。
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