アメリカ農務省は犬の口腔内悪性黒色腫の生存期間を延ばす目的で、DNAワクチンを正式に認可した。

調査ではステージⅡ~Ⅲの口腔内悪性黒色腫の犬58頭に対して、外科手術を受けた後、ワクチン接種を実施した。

ワクチン接種を受けた犬はコントロールの犬より明らかに生存期間が長かった。

このワクチンは予防と言うよりは、治療的側面がある。日本でも悪性黒色腫は口腔内、皮膚、肢端等に発生し、極めて悪性度が高く、手術化学療法等行っても生存期間が短いのが実情です。日本でも認可され有効性が高く、安全性経済性が良ければ使う価値はあるかもしれない。http://www.avma.org/onlnews/javma/mar10/100301f.asp